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ジャマー使ってる? [ちょっと役に立つ翻訳]

ジャマー使ってる?
いえね、わたしは使ってないんですよ、ジャマー。
どう役立つんだかわかんなくて。
ところが、ちょいとしたスレッドを見つけましてね。
ここのジャマーに関する解説がとてもよかったので、一部ご紹介いたそうと思った次第。

http://forums.frugalsworld.com/vbb/showthread.php?s=ce2143853f73f8966066911a8e79c489&t=47944&page=4
(「ECMジャマーについて」)
でリンクされている
manual.pdf
というPDFファイルです。ではどうぞ----

ジャマーは対空戦闘において非常に役立つ。旧式のSAMに対しても。ただし、適切に使用された場合に限る。ここではジャマーがどのように役立つか簡単な例で説明しよう。ジャマーを装備した優秀なパイロットが装備していない優秀なパイロットと相対した時、互いに同等のプラットフォーム(双方ともAIM120スラマーを装備したF16対F16)に乗っていれば、前者は最初のロックとミサイル発射を妨害することができる。敵機撃墜は保証されないが明らかな優位に立てることになる。もし、相手がこちらをロックしてミサイルを撃てるようになる前に、こちらが距離22マイルでミサイルを発射すれば、相手は即座に不利な状況に置かれ、至急次の行動を選択しなければならない。相手はバーンスルーして応射できることを期待して突進してくるか(この場合初めにこちらが撃ったスラマーで撃墜されるリスクを負う)、接近するミサイルに対応するか(初弾はかわせるだろうが、こちらは接近してさらに高いPK[訳者注:ここでは「命中率」と訳す]でかわすことが困難な第二弾を放つ機会を得ることとなる)、のどちらかを選ぶことしかできない。どちらにしても相手は生き残れない!

ジャマーは前方か後方からの、いくらかの高度差に収まる範囲で最も効果的に機能する。ビーム機動中にはあまり役立たない。ジャマーが役立っているかどうか、およびどうやって役立っているかを試すために、人間同士でBVRをやってみよう(条件を等しくするためどちらもF16で)。最初はジャマー付きで、次はジャマー抜きで。互いに向かい合って直進しよう。

ジャマーが無い場合、50マイルで最初のコンタクトを得る。これより前は何も見えない。そのコンタクトは、一旦成立したら、スコープの中で飛び回ることなく安定して反映されている。この距離ではバグすることはできないが、レーダーカーソルをその上に合わせることによって敵の高度を知ることができる。

ジャマー付きの場合、80マイルあたりでジャミングコンタクトを得るだろう。しかしバグすることもできないし、レーダーカーソルを合わせても敵の高度を知ることもできない。そのコンタクトは「ストロボ」、つまりBスコープの中を飛び回る。近づくまで相手までの距離を知ることはできない。

もし相手がジャマーを使用していなかったら、40マイルあたりでバグかロックすることができる。もしこちらがジャマーを使用しているなら、ジャマーはある距離の間、敵レーダーがこちらをロックオンすることを防ぐが、やがて距離が縮まると、敵の攻撃レーダーはジャミングを「バーンスルー」してこちらにロックできるようになる。この距離は、こちらのジャミングの出力と敵のレーダーの強さに依存する。また、攻撃レーダーのパフォーマンスに影響する角度や高度差もまたこの距離を決定する要素である。多くの場合、この距離は20マイルくらいで、「バーンスルー」として知られる。距離20マイルを超える範囲でジャマーを使用すれば、敵のバグやロックを妨害し、従って、敵のミサイル発射を防ぐ。命中率が極めて低いマッドドッグ[訳者注:ロックなしで発射すること]で撃ちたいというのなら話は別だが。

スラマーは、ホームオンジャミング(HOJ)能力を持っているが、HOJに入るには目標がどこにあるかを知っていなければならない。つまり、距離をバーンスルーするまで詰めてから、目標をバグしなければならない、ということだ。敵がバーンスルーの距離内で愚かにもジャマーをつけたままにしていたら、敵はもはや最初のロックや最初のミサイル発射の回避もままならぬまま、スラマーを自らに誘導するビーコンに過ぎない。従って、敵が自分から20マイル以内にいるのであれば、ジャマーを切ること。

ジャマーはアクティブに電波を放出する。これはレーダースコープで見ることができる。ジャマーの使用は、自機の存在を通常捉えられるよりも非常に長い距離から宣伝することになる。レーダーをスタンバイにしているときでさえジャミングしている目標をレーダーで捉えることができる。目標を反射する電波を拾うために電波を放出する必要はない。こちらのレーダーは敵が自ら放出している電波を捉えるだけでよいのだ。レーダー波は周波数と波長とをもったノイズピングにすぎない。ジャマーはその周波数と波長に180度のフェーズをかけてキャンセルしようとするものだが、ジャマー波はそれ自体がレーダーに検知される原因となるのだ。

この要因により、長距離ではジャマーを使わないことを選択してもよいし、自分の存在を敵が既に知っていることが確実であるならばジャマーを使うことを選択するのもよい。ただ、敵がこちらをスパイク、またはロックする前にジャマーを使わなければならない。ハードスパイクされた時点では遅すぎる。もし敵がこちらをスパイクまたはバグした場合、敵はこちらの高度、距離、方角、姿勢、及び進路を得ることができ、敵はこれらの情報を有効に使うことができる。敵は既にミサイルを撃っているかもしれない。いったんレーダーがこちらをロックして攻撃レーダーの全出力がこちらに集中している場合は、ジャマーがロックを解除するのは、初期段階でロックを妨害するのに比べて、より困難である。非常に多くのケースで、一旦ロックされたらジャマーを起動してもロック解除に結びつかないが、前述した通り、それも距離や角度やその他の要素による。これらの要素を判断材料にしながら、いつジャマーを使うかを柔軟に決定しなければならない。

早すぎる使用は敵にこちらの存在を早期に知らしめる。通常よりずっと遠い距離から敵はこちらへの方位を知ることができるのだ。もしも敵が僚機を連れていたら、bracketやpostholeといったBVR戦術をはるかにたやすくしてしまうのだ。

適切なタイミングで使用されれば、自分の場所をすぐに知らしめることはなく、ジャマーがないときよりもずっと近づいてロックやバグをしてミサイルを発射することができる。

いったんバーンスルーの圏内に入ったら、前述の通り、ジャマーは単なるスラマーやAA12の誘導ビーコンに過ぎなくなる。いつジャマーをONにしていつOFFにするかを知る必要があり、今現在置かれている距離でジャマーがどう作用しているのかを理解する必要があるのだ[訳者注:訳がまちがってるかも]。ジャマーの役割、レーダーの役割、そしてミサイルの役割を知る者は、それらを知らぬ者に対して優位に立てるのだ。

------以上、訳はとりあえずここまで。興味のある方は原文を見てみてくださいな。

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コメント 2

NO NAME

いつも役に立つ情報感謝です
by NO NAME (2008-07-18 01:18) 

Kazero

どもども^^

読んでくださってる方がいらっしゃるのねー。
と思って読み返してみたら、読みにくっ、自動翻訳かよ、これ。

ってことで。

少しリファインしてみました(ほとんど誤字修正だけど)。
少しは読みやすくなったでしょうか。
by Kazero (2008-07-19 14:40) 

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